本堂造作日記 応永26年(1419) 滋賀県指定文化財 大原観音寺蔵
本堂造作日記 応永26年(1419) 滋賀県指定文化財 大原観音寺蔵

 石田氏の名前が登場する最古の資料である。観音寺本堂の建立にあたって、寄附をした人々の名前と金額を列記したもの。このなかに「一貫文 石田東殿」とある。中世に「殿」といった継承をされる人々は土豪であり、この石田東殿は三成の先祖である可能性が高い。